金融営業マンの脱サラ農業ブログ

農業に興味がある!脱サラして農業を始めたい!神奈川が好きだ!そんな人にお届けしたい。普通のサラリーマンが脱サラして就農を成功させるまでのブログです。

脱サラして就農を志す理由

今、会社員の人が脱サラをして就農を志す理由というのは、様々あると思います。

 

今の仕事が合わないからとか、

 

都会よりも田舎でスローライフを送りたいとか、

 

人に使われることが嫌だとか、

 

日本の食料事情を解消したいとか、

 

ビジネスチャンスだからとか、

 

自給自足に憧れるとか、

 

長男で実家を継がなければならないからとか、

 

 

そんな私は「実家を継ぐ」必要があるから、農業をするタイプの人間です。

 

両親はともに健在ではありますが、あまり、私に、稼業を継ぐようにいうことはなく、むしろ好きにして良いとは言っています。

 

その言葉に甘えて、今まで好きなことをしてきましたが、冷静に考えれば、江戸時代より続いてきた本家を私の代で終わらせるというのは、大変勇気のいることでもありますし、責任が伴う決断でもあります。

 

農家のせがれというものは、マクロ的に見れば「稼業を継ぐ」か「稼業を継がない」かの2択しかないわけで、

 

稼業を継ぐなら、農業を楽しまなければならないですし、自分の代で終わらせないように、創意工夫して稼げるシステムを構築する必要があるとも思います。

 

稼業を継がないのであれば、一切の相続を放棄して、別の場所で暮らすという思い切った決断をする必要があると思います。

 

どちらも、一筋縄ではいきませんが、少なくとも私自身は稼業をついで、次の代に繋ぐ決断をしたわけです。きっと妻は稼業を継がないという決断を望んでいるかもしれないですが。妻にとってはその決断は現状を維持できるわけですからね。

 

ただ、継ぐという決断をした以上、どのように経営していくか、日々考えなくてはならないとそう思っています。

 

 

就農前に住宅ローンを組もう

現在、海老名市の片隅に妻と娘の3人で、1DKの借家に慎ましく暮らしていますが、齢30ともなると、例に漏れず持家志向というものは、高まってくるものでありまして。。。

 

2018年の夏前、とうとう住宅ローンを組んで、家を買うことを決意!住宅ローンを組むのであれば、早いに越したことはないのです。

 

将来、就農する場合、個人事業主となる可能性が高いことや、就農当初は収入が減少すること等を考えると、自分の思うような住宅ローンが組めない可能性が極めて高い。

 

例えば30歳で最長35年間のローンを組んだ場合、完済年齢は65歳。40歳なら75歳。75歳まで住宅ローンを払い続けるのは精神的にも体力的にも辛いですよね。今のまま会社員を続けるならば、定年退職時に受け取れる退職金で残債を消すという選択もできるかも知れませんが、就農したらそうはいきません。

 

40歳以上になると、団体信用生命保険の年齢制限(75歳から80歳までに完済)により、長期の住宅ローンが組めないというデメリットもあります。借入期間を短くすると、毎月の返済額が上がるためにキャッシュフローを圧迫しかねません。それは不動産投資も同じですね。

 

更に言うと、金融機関が指定する保険会社によっては、56歳以上は団体信用生命保険の保険料が高くなり、金利に上乗せされるということもあります。

 

色々言いましたが、とにかく年齢的に若い内に、更に言えば就農前のサラリーマンの内に住宅ローンを組むことが、重要なわけです!

 

もちろん、将来就農して、万が一に年収が激減してしまっても返せる範囲での借入をするというのが、大前提ではあります。

 

サラリーマン時代の年収で上限まで借りてしまった為に、就農してから住宅ローンの返済なんかに、毎月追われてしまったらせっかくのアグリライフが台無しですからね。

 

あとは、ボーナス返済は絶対に利用しないこと。就農して個人事業主になったら、ボーナスなんてありませんからね。

 

そもそも、就農するまでに借金は全てキレイにすることが、最善中の最善策であることは言うまでもありませんけど、、、

 

というわけで、住宅ローンの話はこんなところです。現職が金融機関なので、どうしても長くなりますね。

 

 

 

はじめに

作文や日記やブログを書いたことのある人ならば、わかると思いますが、文章の書き出しというは、何を書いたら良いのか、案外思い付かないものです。

 

中身についてはある程度の構想があっても、始まりについては、たいして考えていない。

 

だから、大抵、こういった栓の無い話し始めになってしまうわけです。

 

そんなわけで、唐突に私も今年で33歳になりました。誕生日が来ても嬉しくは無い年齢です。

 

30歳と言えば、而立です(論語)。大学生の頃、中国語の教授が、よく「僕はふわふわくんになったから」と言っていたのを思い出します。40代は、論語で言うと不惑(ふわく)となり、何事にも惑わされないという意味なのですが、あの人は、本当にふわふわくんだなと思わなくもないです。

 

話がそれましたが、而立とは簡単に言うと自分で立つ。つまり独立するということ。


仕事や家庭は充実したものとなり、自分の考えをまとめられる年齢ということです。

これからの仕事のこと、家庭のこと、老後のこと、将来の日本のこと、そんなことを而立したからこそ、考えられる余裕が出てきたのだと思っています。早いのか遅いのかはわかりませんが。

 

現在の私は、普通のサラリーマンです。毎朝通勤電車に揺られながら出勤して仕事をして時には残業や休日出勤なんかもする、普通の典型的なサラリーマンです。

 

ただ、将来的には会社を辞めて農業をやろうと考えています。所謂、就農です。

 

その、将来が明日なのか半年後なのか1年後なのか5年後なのかそれは、今のところわかりません。

 

就農することについて、悩み事はかなりあります。それが何かは、追々、語らざるを得ないと思います。仕事があって会社があって家庭があって家族があって、そんな人には共通の悩みなのかも知れません。

 

私が抱えている悩みという課題を文章に残すことで整理し、解決や妙案に繋がればいいなと考えています。それをリアルタイムで発信することで、今後、脱サラして就農を考えている人の助けであったり、反面教師になったり、全く参考にならなかったりすれば、いいなと考えてます。

 

それが、日本の明るい未来に繋がることを願って。